入院中の読書

4月7日に入院して最初の一週間はテレビを時々見るだけでそれ以外は寝たりおきていてもぼーっと考えごとをするだけだった。読書をする気持ちになれなかった。

 

二週間目になって村山医療センターに転院してからは落ち着いて読書をするきもちになった。部屋も広い個室で居心地がよかった。近所に雷塚図書館があってそこからも何冊か借りて読んだ。

 

 

 

 

読んだ中で覚えている限りの本。

 

 

すぐそこにある希望  村上龍


こころの天気図  五木寛之

 

人間の関係   五木寛之

例によって軽く書かれた随筆。以下の点をメモした。

お布施によって相手に施しをする機会を与えられたことを感謝すること。お布施をしたのに感謝されなかった、という気持ちになるのは間違っている。

すべてのことは自分に返ってくる、自分が良い人生を送るための機会を与えられたと思うこと。托鉢を受けた坊さんは頭を下げない

慈悲という言葉の遊び。
慈ーはげますこと
悲ー同情、共感
慈父ー父は励ます
悲母ー母は労わる
人生はオギャーと生まれたその時から一歩一歩死に向かって歩いて行く旅人のようなものだーー小林秀雄
人間は皆泣きながら生まれてくるのだーーリア王から

人間と人間とのシナプスを作り上げて「人間の関係」を作り出す、これがこれからの社会で重要な課題になる

 

 

準備する力   川島永嗣

 

あらゆることに目標設定をして現状との差を認識し差を埋めるための課題を設定
課題解決の為の計画作り

高校卒業してからプロになり活躍した10年間の自身のいろいろな分野のマネジメントについて書かれていた。さすがに一流になる選手はしっかりと考えている。体だけではない。

 

 

 

池上彰の宗教がわかれば世界が見える 池上彰

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の神は同じ神であるということを初めて知った。これは天地の創造神である。一方、仏教、神道にはこうした創造神は存在しない。


伝える力  池上彰

 

脳の話  

 

山村を歩く  岡田喜秋

かつて自転車旅訪れたことがある場所、近くまで行ったことがある場所、興味があっていろいろと調べたことがある場所が沢山紹介さていた。30年前に出版されたものなので当時の様子と現在はかなり変わっていると思う。この30年で多くの山村が消え、伝承された物語、文化が消えたことでしょう。この本に書かれている場所の現在の地図を見ても当時の地名はあまり残っていない。

 

 

 

木村伊兵衛の眼

 

路上スナップのすすめ  森山大道

 

カメラは知的な遊びなのだ  田中長徳

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    YOk (木曜日, 03 5月 2012)

    随分長いこと更新されず、挙句にサイトが閉鎖されてしまったので心配していました。Oさんに伺って自転車での怪我と知ってホッとしたような、心配なような。。。結果的にはお元気そうで安心しましたが、相当ひどい怪我だったのですね。”MyPace”に新たなペースが加わったということでしょうか。ところで、、、最近橋爪大三郎と大澤真幸の「ふしぎなキリスト教」(講談社現代新書)を読みました。お勧めです。ついでに「イスラームから見た『世界史』」(紀伊国屋書店)も面白いです。

  • #2

    araim1 (金曜日, 04 5月 2012 08:17)

    お久しぶりです。そうなんです、大変な事故を起こしてしまいました。それでも大難が小難というかあとからいろいろな情報を集めてみるとこの程度でおさまったのは奇跡に近いという気がしています。ご心配をおかけしましたが来週から出社の予定です。まだまだ頑張ります。

    おすすめの本、読んでみます。